TheBoom宮沢和史、うんな中学校の校歌を制作!
TheBoomのボーカリスト、宮沢和史が沖縄の「うんな中学校」校歌を製作。
恩納村に新設される中学校「うんな中学校」とは?宮沢和史氏が沖縄にこだわる訳とは?
体調不良などの理由で音楽活動から遠ざかっていた宮沢氏の音楽活動再開の兆しも見えてきました。
動き出した宮沢和史の音楽活動!TheBoomの宮沢和史は中学校校歌にどんなメッセージを込めるのか?
恩納村の「うんな中学校」準備室のウェブサイトで公式に発表された情報から
TheBoom宮沢和史、新設中学校の校歌制作
1992年発売の「島唄」のヒットから沖縄と深くかかわるTheBoomの宮沢和史氏が沖縄県恩納村の「うんな中学校 校歌」製作に携わることが分かりました。
宮沢和史氏と沖縄の関わりは?
校歌を製作する恩納村の「うんな中学校」とは?
うんな中学校準備室HPより引用
うんな中学校「校歌」の作詞、作曲者が決定いたしました。
作曲は恩納村安富祖出身で、現在中城ジュニアオーケストラの団長・指揮者としても活躍する佐渡山安信氏へ依頼することで決定しました。
作詞については、以前よりプロへ依頼するということで協議が進み、複数の案の中から沖縄に造詣の深い、元THE BOOMのシンガーソングライター宮沢和史氏へ依頼することで決定しました。
両氏はこらから新校歌制作にあたり、2019年9月の完成を目指します。
新設中学「うんな中学校」の校歌は、TheBoomの宮沢和史氏が作詞、地元出身の音楽家・佐渡山安信氏の作曲によるコラボ作品になる予定です。
TheBoom・宮沢和史
宮沢和史さんは1992年に、代表曲「島唄」が大ヒットしたTheBoomのボーカリストです。その後は世界中を旅して、その地の音楽性を取り入れ独創的な音楽を生み出し続けました。
宮沢和史の音楽は海外でも評価が高く、南米のブラジルでのライブやアルゼンチンでの楽曲カバーなど政界中にファンを増やしています。
2013年あたりから体調不良により音楽活動を縮小し、2016年には、沖縄・音市場でのライブを最後に引退を発表。
その後は体調の回復をみながら、震災チャリティーイベントやミュージックステーションなどに出演し、少しづつ音楽活動を再開。
今年は沖縄からライブ活動も再開していく予定だといいます。
宮沢和史さんと沖縄
TheBoomが沖縄からインスピレーションを得て製作した楽曲「島唄」で大ヒットしたのはよく知る話ですが、その後の沖縄とのかかわりは。
沖縄に限らず南米などの世界中を旅して楽曲政策を続けてきた宮沢氏ですが、宮沢氏は沖縄から離れたわけではなかったのです。
2012年8月に「みやんち STUDIO&COFFEE」を沖縄県沖縄市にオープン。
これから沖縄を拠点にした活動をつづけています。
2016年には療養のため、沖縄市のミュージックタウン音市場のライブで引退を発表し、同年4月から那覇市の沖縄県立芸術大学で講師を務めます。
2019年の4月19日、沖縄・宜野湾市民会館で行われた「島ぜんぶでおーきな祭 第11回沖縄国際映画祭」(21日まで)のイベント「わったー!41フェス」に登場。
今後は2019年4月29日には、2016年に引退を発表した沖縄市のミュージックタウン音市場で、ワンマンライブ「時を泳げ魚の如く 宮沢和史コンサート平成30年~」を開催。
2019年 5月18日には、自信の経営する沖縄市のカフェ「みやんち」にて「宮沢和史30th記念公演 美食と音楽の旅?琉球弧の食と音楽?」も開催決定!
これからも宮沢さんは沖縄から活動の幅を広げていくようですね。新聞社にこんなコメントを残しています。
琉球新報のインタビューから宮沢和史氏のコメント(4月29日のライブについて)
「私にとって沖縄は特別な場所だ。元気な姿を見てほしいし、ライブに訪れる県外の人にも沖縄の良さを味わってもらえるように丁寧に歌いたい。歌もベストな状態だ。2時間半、たっぷりと宮沢の世界を知ってほしい」
有名人と校歌
今回、宮沢和史氏が作詞をするのは中学校の校歌ですが、そもそも有名人が学校の校歌を製作するのはありなのでしょうか。
調べてみると、意外なあの人が校歌を製作していることが分かりました。いくつかご紹介します。
- さだまさし(作詞・作曲)・・・長崎明誠高等学校など数校あり
- 藤巻亮太:レミオロメン(作詞・作曲)・・・山梨県立笛吹高等学校
- 大黒摩季(作詞・作曲)・・・北海道長沼町立長沼中学校
- 渡辺貞夫(作曲)&布袋寅泰(作詞)・・・栃木県立宇都宮工業高等学校
- イルカ(作詞・作曲)・・・佐伯市立宇目緑豊中学校
- 南こうせつ(作詞・作曲)・・・明豊中学・高等学校など数校あり
- 大林宣彦(作詞)・・・広島県 如水館中学・高等学校
- 山口智充(作詞・作曲)・・・四條畷市立くすのき小学校
- つんく♂(作曲)・・・大阪府立かわち野高等学校
- 遊佐未森(作詞・作曲)・・・東京都国立市立国立第八小学校
- 岡村孝子(作詞・作曲)・・・トリド日本人補習校
- 松任谷由実(作詞・作曲)・・・長崎県立奈留高等学校「愛唱歌」
- 小田和正:オフコース(作詞・作曲)・・・横浜創学館高等学校「愛唱歌」
などなど、、校歌は特別な音楽家?などが作るものかと思っていましたが、J-POPのミュージシャンやタレントなども関わっているのですね。
ぐっさん(山口智充)のような芸人さんも名前が挙がっているのが面白いですね。確かに音楽活動も並行してやっていました。
そして なんと!今回のテーマ、宮沢和史ですが、既に地元の山梨県で校歌の製作に携わっているんですね。
甲府市立舞鶴小学校の校歌は宮沢和史さんの作詞・作曲で製作されました。
こうしてみると宮沢和史さんが、うんな中学校の作詞を手掛けるのも特殊なケースではないのですね。
恩納村に2020年新設「うんな中学校」
さて、2020年に沖縄の恩納村に新設される「うんな中学校」とは?
「うんな中学校」について、恩納村について調べてみました。
日本屈指のリゾート地、恩納村
恩納村は沖縄本島の中部と北部の結束点にある村。村とはいっても日本でも屈指の海浜リゾート地。
東シナ海に面し、数多くのリゾートホテルや観光施設が充実しています。
私も恩納村に行くと非日常的な気分になってリフレッシュできるため、週末などは頻繁に訪れています。
人口は現在、約1万1千人ですが、20年前は9千人人。この少子化の時代に人口増加を続けている地域です。
公立中初の第2外国語や世界レベルの理科学習!うんな中学の特徴3つ
恩納村には現在5つの中学校がありますがすべてが小学校との併置校。これを中学校のみ切り離して1つに統合。
統合する事で、生徒数拡大による生徒の社会性促進や部活動の種類・質の充実、教育予算の集中配分による学習環境の向上などが狙いだそうです。
恩納村に新設される「うんな中学校」では3つの大きな特徴が挙げられています。
公立中学校初の第2外国語授業の導入
国際的な日本一のリゾートという事もあり、外国人観光客も増加。そうした背景から中国語や韓国語といった第2外国語を取り入れた授業を導入。
また恩納小学校では文科省からの「教育課程特例校(英語活動)」の特例を受けているので、もちろん中学でも継続して英語授業も充実。
村内の沖縄科学技術大学院大学と連携した理科・英語授業の充実
「うんな中学校」の近隣には、沖縄科学大学院大学(OIST)があり、OISTでの科学実験や見学ツアーなども行い、世界最先端の理科学習を充実させています。世界中から最高峰の研究者が集まっている大学院大学ですので、理科学習・英語学習ともに県内でトップクラスの環境になることと思います。
隣接する赤間運動公園を活用したスポーツ学習の向上
「うんな中学」に隣接した「赤間運動公園」は、ONNA赤間ボール・パークを中心に、野球場(サブグラウンド)、サッカー場、陸上競技場などのスポーツ施設を備えており、国内外のプロ野球やプロサッカーなどのキャンプ地としても活用されています。
部活動の種類・質の充実も中学統合・新設の目的ですので、目の前の施設でプロの技を間近に感じ、最高の設備を活用しながら、スポーツ技能向上に活かせそうです。
以上の特徴から、知力・体力が最大限に引き伸ばせる環境であることは間違いなさそうですね。
恩納村南恩納の高台に位置し、恩納村自慢の海を毎日眺められる環境は、生徒のイメージ力向上にも役立つことでしょう!
うんな中学の位置
恩納村字恩納7409番地1
今から楽しみ!うんな中学校「校歌」
2020年4月に開校予定の「うんな中学校」。開校前年の今年9月頃までには校歌が出来上がるとの事なので、あと半年後には宮沢さんの恩納村をイメージした歌詞に出会えるのですね。
作曲は別の音楽家の方ですし学校歌なので、今回の校歌がそのままTheBoomの世界観に浸れるとはならないとは思います。
しかし、宮沢和史さんの詞と佐渡山安信さんの曲で、国際リゾートとして発展し続ける恩納村の将来を担う子供たちの心に響く印象的な楽曲になることでしょう。
今から楽しみですね!