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ウチナーンチュの長寿県脱落、5つの悪習慣


健康長寿県として長く知られてきた沖縄県。しかし昨年末に厚生労働省から発表された都道府県別平均寿命ランキングによると、女性は未だ7位と10位内をキープしているものの、男性は36位。下から探した方が早いという散々な結果に。

数年前までは全国No1の地位を守り続けていた沖縄県に何が起こっているのでしょう。

本稿では、健康寿命を縮めている沖縄の悪しき習慣について考えてみました。

 

 

歩かない、運動不足【車社会の弊害】

車の運転

那覇市内のモノレール以外での電車がなく、バス移動も不便な沖縄では、車による移動に偏っています。
大人一人に一台づつ車を保有しているために、ちょっとした移動にも車に頼ってしまうウチナーンチュ。
夏の日差しも強いので、200m先のコンビニに行くにも車庫から車を出して・・。なんてことは日常茶飯事です。
沖縄県民はあまりにも歩かなさすぎです。
日中に外を歩く事は、様々な健康効果をもたらせます。
骨や筋肉を強くして脂肪の蓄積を防ぎ、日光を浴びて肌や脳の活性化もあるなど、多くの病気の予防につながるのです。
車に頼りっぱなしで、歩かない沖縄県民。歩く事のメリット受けることなく、不健康のサイクルから抜け出せずにいるのです。
車社会や紫外線の強さを言い訳にせず、健康のためにウォーキングや近場くらいは徒歩移動を心がけたいですね。

 

揚げ物、ジャンクフード大好き【食生活の乱れ】

沖縄Aランチ

ウチナーンチュは、ファストフードや揚げ物が大好きです。
長寿県の上位を維持していた年代の人たちは粗食を中心として成長してきたため、健康長寿を維持していました。
しかし、戦後生まれの40~60代の世代の食生活には、多くのジャンクフードが流れ込んできました。
米軍支配の沖縄には日本本土よりも早い段階でファストフード店が普及し、食生活が偏っていきます。
また湿度と気温が高い気候から保存の効く食事を選び、揚げ物を中心としたスタイルの食事が多くなっています。
そして保存された揚げ物は飽和脂肪酸を多く含み時間と共に劣化が進んみ、有害物質を多く含んだ最悪の食事へと変化していくのです。
酸化した油は、循環器をはじめ、肝臓、腎臓、肺、そして腸などのあらゆる器官にダメージを与え、様々な健康リスクを高めていく事に繋がっています。

 

シャワーで済ます【お風呂事情】

シャワーを浴びる女性

温泉大国、お風呂好きの日本人ですが、沖縄の人は湯船に浸かる習慣が特に少ないといわれています。

その理由としては様々ですが、戦後にアメリカの文化と住宅環境が持ち込まれ、シャワー中心の浴室が広まった事や暑い沖縄でお湯に浸かる習慣が根付かなかった事、また温泉のなかった沖縄に湯治などで温浴に親しむ事もなかったことなどが挙げられています。

 

しかし、湯船に浸かる事のメリットとしては、疲労回復を始め、体温を上げて血行を良くしたり、美容効果、神経の働きを助ける効果なども考えられます。

 

シャワーだけだと、いつまでも疲れが取れず安眠を妨げ、臓器の働きも悪くなっていきます。

せめて、週に一度だけでも湯船に浸かり、リラックスてみましょうか。

 

深夜の行動、寝不足【夜型社会】

寝不足

沖縄県民は深夜の行動が多くみられます。

日照時間の長さ、日没の遅さによる夜の行動が多くなることに加え、公共交通機関の少なさから自家用車での移動が多くなり、終電などの時間的制約がなくなる事も一因でしょう。

結果、深夜の飲食店やディスカウントストアなどでも若者だけでなく子連れのファミリーまであふれている状況が見られます。

これでは寝不足が増して、健康を維持する事が困難なのは当然ですね。

 

モアイ(模合)、お付き合いの多さ【過剰飲酒】

ビールでカンパイ

沖縄には「模合(もあい)」と言われる助け合いを名目にした飲み会が多く開かれます。お友達どおしでの模合、職場仲間での模合、地域の友人での模合など一人でいくつもの模合を掛け持ちにしている者も少なくなく、毎週何件もの「飲み会」の掛け持ちが行われます。

 

また人の繋がりを過度に重視して「お付き合い」の数も多く、結婚披露宴などでもほとんど会った事の無い人まで招待するケースもあるようです。

暑くて明るい沖縄の夜で、お付き合いやお酒好きな沖縄県民に肝臓がとても心配になりますね。

 

悪しき習慣を断ち切って健康長寿県を取り戻そう

家族のためにも健康長寿

いかがでしたか。

沖縄県が長寿県、健康の島だというのは、もう既に過去の話になっています。

しかし、適度な運動と食習慣、生活スタイルを見直せば、また必ずや「健康沖縄」を取り戻せるはずです。

いつまでも家族と共に健康で穏やかな暮らしを続けるために、出来る事から改善してみてはいかがでしょうか。

そしてまた、健康長寿日本一の沖縄を取り戻しましょう。