カツBだけじゃない定食丸仲の激レアグルメ
「カツB」の愛称で親しまれている沖縄市の定食丸仲の定番メニュー「とんかつ定食B」。
しかし定食丸仲のメニューは奥が深かった。チキンアドボなる謎のメニューや、沖縄独自の鍋じゃないスキヤキ。
そして、やっぱり定番のカツB。定食丸仲の魅力を思う存分、味わい尽くします。
定食丸仲とは?沖縄市のアーケード商店街「一番街」裏手にその定食丸仲はあります。カツBなるメニューが地域の人たちに親しまれている昔ながらの食堂です。
定食丸仲
沖縄市一番街の裏手に佇む「定食丸仲」。味のある昭和の外観だ。レトロな雰囲気がゾクゾクしますね~。ショッピング途中の客だけでなく、場所がら中の町の歓楽街に飲みに向かう前の腹ごしらえに立ち寄る客もいるため、夜10時まで営業しているのも嬉しいところ。
店頭にディスプレイされた食品サンプル。
定食〇〇の名を冠しているだけあって単品メニューは無く、ほとんどが定食メニューのようです。
店内は増築されたのか、なぜか2つの空間に分かれています。写真が入口直ぐの右側部分。
4人~6人用の長テーブルが12卓と2人用の小テーブルが3卓。
【チキンアドボ】フィリピンの家庭料理らしい
アドボ自体はマリネの意味でスペイン料理を発祥としている。鶏肉や豚肉、または野菜などを酢に漬けこんでから煮込む料理。
フィリピンでは定番の家庭料理らしく味付けの違いや、焼き「grill」か煮込み「stews」かなど、各家庭ごとにお袋の味があるようだ。
定食丸中では、骨付きチキンのクリーム煮込みで、チキンアドボとして提供している。この店では、要するに鶏肉の煮込みですね。
サラダにモズク酢、頼んでもいないのに大盛りにされたライスと味噌汁にポテトフライ。そしてメインの骨付きチキンのクリーム煮込み。
これは食後にはジョギングが必要なようだ。残さずに平らげました。明日からダイエットです!
メインのチキンアドボは鶏肉がじっくりと煮込まれていて、口に入れるとホロホロと崩れだす。少し酸味の効いた味なので、大人にも子供にも受け入れられる。
【スキヤキ】ワンプレートに収められた昨夜の残り物感
続いてスキヤキ。すき焼きと言えば普通は鍋料理として出て来そうなものだが、沖縄の食堂ではプレート料理が定番。
まるで昨夜の家族団らんでつついたすき焼きの残りをお皿に移してラップしておきましたよ。ってな外観。
すき焼きは食べたいけど、鍋の片付けも面倒だからもっと手軽に出してくれ。なんて感じで生まれたのでしょうか。
牛肉、豆腐、白滝、カット野菜を和風の出汁調味料で煮込んだシンプルな味。沖縄風のスキヤキ。お好みで生卵が添えられている。
オーダー時に「生卵、大丈夫ですか?」と聞かれたのは、この事だったのか。
【カツB定食】定食丸仲のド定番
そして「定食丸仲」のド定番の人気メニュー「カツB」こと「とんかつ定食B」。ペラペラの紙カツのトンカツだ。
これで、650円。この店の名を広めた名物料理。
昨今の原材料高騰で全てのメニューを50円づつアップしたと言うのに「カツB」だけは、お値段据え置き!
さすがに人気のメニューにはメスを入れられなかったようだ。
定食丸仲のメニュー
定食丸仲のメニューです。
すごいメニューの多さですね。定食類がほとんどですが、スパゲティーやオムライスといった洋風メニューも。
そして、画像が見にくいですが、「カツA]、「カツB」のみ写真付き。
カツA(とんかつ定食A:1,250円)とカツB(トンカツ定食B:650円)の違いは刺し身の小鉢が付いているか否か。だけのよう。
それで600円差なら、カツBでいいかな!?
ついでに、以前に食した「牛肉ピーマン」の画像もUP。牛肉ピーマンとは、青椒肉絲の豚肉を牛肉に変えた「青椒牛肉絲」ですね。
定食丸仲へのアクセス
沖縄県沖縄市中央1丁目27−23
沖縄市胡屋十字路近く、一番街裏通りとゲート通りの交差する角になります。
※今回、ご紹介した内容は掲載時の情報です。変更になる場合もありますので店舗にご確認下さい。